一体何時からこうなってしまったんだ
僕にはもう分からないよ
君を咬み殺すことはもう・・・
叶わない・・・
バイオレンスラブ
並盛中学の誰もが恐れて近づかない応接室。
風紀委員が占領しているその一室は、普段から異質な雰囲気を漂わせている。
しかし、最近特にその異質さが増していた。
中では誰も想像できないようなそんな出来事が数週間前から行われていた。
事の発端は、並盛中の風紀委員が黒曜の生徒に襲われ、
重症を負うようになった数日後。風紀委員長である雲雀恭弥は、
廃墟へと一人で乗り込んで行った事から始まった。
群れる事が嫌いな雲雀だからこその行動なのだろうが…
それが最悪な状態を作り出した。
予想以上に強い首謀者の六道骸に、コテンパンにされた雲雀は動く事も叶わず、
されるがままの屈辱的な扱いを受けていた。
「こいつ美味しそうだびょん。」
言われた雲雀は何が美味しそうなのか訳も分からずに首を傾げるしかなかった。
これを聞いた骸は「ふむ」と何か納得したかのように声を上げた。
「そうですね、喰べてしまうのもいいかも知れません。」
「・・・何言ってるの。」
髪の毛を強引に骸に掴まれ、無理やりに視線を合わせられる。
こんな状況下に置いても雲雀は睨みをきかせ、堂々とした態度をとっている。
「どこか二人きりになれる場所はありませんか?」
ニッコリと不気味なまでの笑みを向けられ、思わず鳥肌が立ってしまう。
先程までとは違う何処か優しさが混じっている気がするが、
そんなのは絶対気のせいである。
「知らないよ。」
「おや、見られるのが好みですか?それもいいですね。」
「だから何を・・・っ・・・ん。」
話の流れがつかめていなかった雲雀は骸に何のことか問おうとした。
だがそれは叶わずに、徐々に近づいてきたと思ったら唇を奪われていた。
本当に突然の出来事で、抵抗しようにも怪我の所為で力が入らない。
それに深く追い回し、吸われるようなキスに何故か力が抜けていった。
蝕む骸のキスに息が苦しくなり瞼から涙が零れ落ちそうになる。
それをみて至極満足そうに唇を解放し、銀の糸が伸びる。
「こういうことですよ。」
「・・・何・・・する・・・」
息も絶え絶えで肩で呼吸をする雲雀。
こんな事されるとは思ってもいなかっただろう。
骸に関しては嬉しそうに笑顔を浮かべているが・・・
「これ以上先もするつもりだけど?もう一度言います。
どこか二人きりになれる場所はありますか?」
「・・・並盛中の・・・応接室・・・」
「いい子ですね、それでは行きましょうか。君達は此処に居なさい。」
「分かったびょん。」
「では、行きましょうか。」
骸はそう言うと、いろんな意味で立てない雲雀を両腕で抱え、
族に言うお姫様抱っこで、黒曜中を後にした。
其の時の骸の支え方がなんとなく優しい気がしたが・・・
これも又気のせいなのだろう・・・でも何故か、
気持ちとは裏腹に雲雀の身体は熱を帯びた。
+++++
その日から毎日のように身体を求めて応接室に現れる骸。最初は戸惑ったが、
毎日毎日繰り返されれば慣れてしまうと言うものだ。
が・・・慣れたと言えば大分語弊がある。
何故かと言うと、骸との性行為は日を増す事に激しい物となっていったからだ。
最初のうちは唯抱かれると言う事だけだったが、今は何だかんだ試してくる。
望んでなど居ないのに、身体は正直でその快感を楽しみ貪っている。
ある時は目隠しだったり、拘束されたり・・・本当に様々だ。
拒絶すれば其れは更に酷くなる。
今日は何を持ち出してくるのかと思えば注射器だ。
一体何をするのか検討も付かない。否・・・
見当が付くようになってしまえば雲雀も終わりだ。
最初はあった屈辱という感情も、今は当に消えうせてしまったかのようだ。
でもそれが何を意味するのか分かっていない。
唯、性行為を求めてくる骸に強引さは勿論だが、
大切にしたいという感情がちらりと伺える。
これが雲雀を困惑させる最大の原因となっていた。
「クフフ、気持ち快いですか?」
「そんな・・・ぁ・・・ふっ・・・」
「身体は正直なようですが、もう一度達っておきますか?」
「んぁぁあああっ!!」
持ち出された注射器で何をされるのかと思えば、行き成り腕の裾を捲られ、
注射器を差され、其の中身を注入されてしまった。
唯の水かと思いきや、そんな甘い事をする骸ではない。
中身は身体を感じさせ易くなる薬、媚薬だったのだ。
雲雀はたちまちコントロールできなくなった自分の性欲を如何する事も出来ず、
骸に縋るしかなかった。淫らな格好という自覚は快感の所為で消えうせている。
胸の突起を弄られ、白い肌に噛み付き、傷つけるという行為までもが、
快感に変わっている。そんな少しの刺激でさえも達してしまうのだ。
「本当に貴方は可愛いですね。」
「あっ・・・はん・・・むく・・・っ・・・」
「何ですか・・・っ・・・」
骸の猛った其れを雲雀の下肢の付け根の孔へと埋めていく。
それだけで達しそうになる雲雀だが、
どうも孔はキツイらしく、骸の顔にも苦痛の色が出ていた。なんとか全てを治め、
行き成り激しく腰を前後させ、打ち付ける。
何かを言おうとしたのに言えないもどかしさが、雲雀の感情を支配していた。
「くっ・・・ぁあ・・・骸っ・・・」
「だから・・・何です・・・」
「ひぁ・・・ん・・・す・・・き・・・」
「・・・クフフ馬鹿ですねっ・・・」
雲雀の言葉を聞いた骸は嬉しそうに顔を歪め、激しい動きを寄り一層増し、
二人は共に果てた。
+++++
行為を終えた応接室、
不機嫌そうな顔の雲雀とにこやかに微笑む骸の姿があった。
「全く、こんなに汚してくれて・・・咬み殺すよ?」
「おやおや、先程まではあんなに可愛かったのですが。」
「五月蝿いよ。」
そう言ってトンファーを振り下ろす雲雀の顔は耳まで赤くなっていて、
骸を喜ばせるだけとなってしまった。
あんなに酷い事をされているのに好きだなんて・・・
自分の感情が分からずほとほと理解に苦しむ雲雀であった。
咬み殺してやりたいくらいの歪んだ愛情を捧げよう。
後書き
ヘェイ!!2006年09月18日骸×雲雀デイ!!!!
っ・・・兎に角ゴメンナサイ!!地面に頭めり込ませて土下座します!!
どこがバイオレンス!?意味が分からない!?もうダメだぁぁああああ!!!!
薔華をどうにかして下さいっ!!ムクヒバは歪んでるといいですよ!凄くねっ!!!
素材:
TR002.