箱の中から視た世界-9-
どうも。覚悟を決めた猫です。
だってもう我慢の限界なんです。
男の子なら分かるでしょ?これ以上我慢できないんです。
でもそれだけじゃないんです。雲雀さんは絶対無理やりしない。
雲雀さんだって僕と同じで凄く大きく張り詰めている。
だから雲雀さんだってとっても辛い筈なんだ。
なのに無理に僕のことを抱こうとはしていない。
そんな雲雀さんを信じてもいいんじゃないかなって思ったんだ。
また捨てられたら・・・こんなことして情が移ったら怖い。
でも雲雀さんなら・・・こんな雲雀さんなら・・・
「雲雀さぁ・・・ふ・・・雲雀さんも・・・」
「何?」
「いっしょ・・・に・・・ぁっ」
「(自分が何言ってるのか分かってるのかな・・・)」
ひぃん!雲雀さんにも気持ちよくなって欲しいから言ったのに・・・
雲雀さんは何だか物凄く迷惑そうな顔してますよ!!!
ね、言った僕が恥ずかしいじゃないですか!
こっ今度こそ穴を探して隠れたいです!!!
穴!何処かに穴は・・・ん?あな?穴って・・・あな・・・
「ひぎゃああああああああ!!!」
「(煩いな)何突然。」
「卑猥です!穴って卑猥です!!!」
「(行き成り何を・・・)」
「穴に・・・今から穴に・・・きゃぁあああ!」
「(そんなつもりなかったのに)使ってもいいの?」
「ほへ?」
あれ?雲雀さんが凄く意外そうな顔をしています。
意外そうな顔なんですけど喜んでるんです。
今まで・・・といっても僕そんなに雲雀さんの表情を知りませんが・・・
それなのに今まで見た中で一番嬉しそうな顔をしているんです。
「・・・僕は扱き合うだけで良かったんだけど。」
「へっ!?へっ!?」
「そこまで考えるなんて・・・エッチだね。」
「あっ/////」
なんと雲雀さんは穴を使ってナニをしようとしてた訳では無かったらしい。
ぼっ!僕は何て恥ずかしいことを口走って・・・
いや、考えてしまっていたんだろうか!?あぁ恥ずかしい!!
うぅ・・・普通そうだよね。会って二日目の人にそんな・・・
愛のある行為・・・え?愛・・・あるのかな?愛・・・
愛があるのなら僕は嬉しいけどな。
でも拾ってもらってこんなに優しくしてもらってるのに・・・
そんなに望んではいけない。捨てられるときに困る。
「ねぇ、本当にするからね。」
「・・・いいです。雲雀さんなら・・・」
「そう、後で後悔しても知らないから。」
「しっ・・・しないです。」
僕が応えると雲雀さんは優しく抱きしめてくれました。
おでこにそっと唇を落として、楽しむようにその唇は、
鼻筋、唇、首と徐々に下部を目指して降ってきます。
僕は雲雀さんのそんなひとつ一つの行動に怯えながら・・・
そして何処か期待しながら受け止めました。
大丈夫。もう怖くない・・・覚悟を決めたんです。
僕も男です。だから・・・雲雀さん・・・どうか・・・
どうか僕のことを捨てないで下さい。
僕は雲雀さんの為ならどんなことだってしますし受けます。
だから・・・どうか・・・どうかこの願いだけは。
猫は終に善良な市民に愛されます。凄く緊張です。
後書き
まだ伸ばす。庵は考えなくていいこと考え出してますね。
次は絶対やっちゃいますので。丁度10話目で区切りもいいし。
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素材:
戦場に猫