性的描写が含まれております。
この話は読まなくても次の話に繋がります。
出来れば読んでいただければ幸い。


苦手な方は第三話へ。




























気持チ悪イ






私ニ触レルソノ手モ舌モ






何モカモガ気持チ悪イ




















全ては貴方に -第二話-
    『愛なき交わり』


















部屋に響き渡る卑猥な音色。
交じり合う精液の音と、肌と肌がぶつかり合う音、
快楽に塗れる下卑た男の声、悔しくも放たれる喘ぎ声。



何もかもが明斗の神経を侵していた。
好きでもない、有ろう事か男に犯され、感じてしまう自分自身に。
抵抗したくとも、両手を拘束されており、どうする事も出来ない。
舌を噛んで死んでしまうことも考えたが、怖くて出来やしない。
死ぬことは怖くない。怖いのは舞えなくなってしまうこと。



舞えなくなってしまう怖さに変えてしまえば今の行為は怖くない。



その考えだけが今の明斗を支えている。



「ぁあっ!ひっぁ・・・ゃめ・・・」
「おや明斗、随分いい声で啼くのだなぁ?もっと私に聞かせておくれ。」
「ぃやっぁ・・・ふっ・・・ぅ・・・」
「言葉とは裏腹で、ここはこんなにも喜んでいるがな?」



ククッと下卑た笑い声を発し、主人は明斗のモノを掴んだ。
亀裂に爪を立ててやると、甘い喘ぎを洩らし快楽を齎す。
ろくに主人は明斗を解す事もせず猛った自身を蕾に捻じ込んだ。
その為、悲鳴に近しい声音しか発することが出来なかった明斗。
主人が中に放った熱により、潤滑が増し、次第に快楽の声音が洩れた。
何度も何度も激しく突かれ、ある一部に触れる。
その度に、これ以上ない程の甘い声が明斗から放たれる。
この世のものと思えない程美しく、狂気を生む声音だった。




今では痛みさえも快楽に変わってしまい、
全ての行為に身体が反応してしまう。
肌に掛かる吐息や、微塵の動きさえも快楽でしかない。
まるで自分のものとは思えない高い喘ぎ声が恥ずかしい。
だが、次第に意識が混濁し、その感情さえも掻き消されてしまいそうだ。
快楽の波に打ち負けて、身を委ねてしまいそうになる。



でもそれだけは嫌だ。こんな男に平伏すのだけは決して。



「そら、もうイきたいのであろう?何を我慢している。」
「ぃぁっ・・・ひぁっん!!」
「ほら、こんなにも私の手を汚して。いけない子だ。」
「ぃ・・・ぁっ・・・ゃめ・・・ふっ・・・」
「まだ抵抗するのか?全く強情な。」



最後の抵抗も激しい打ちつけと前を弄られる刺激に崩れてしまいそうだ。
決して達することがないようにと、強く握り締めた拳からは血が滲む。
艶やかな赤が真っ白な布に鮮やかな華を咲かす。
主人は限界が近いようで、打ち付けるスピードを上げ、
吐く息も荒くなってきている様子だ。




「さぁ、私はそろそろ限界なのだがなぁ?」
「んっ・・・ぁ、ぁ・・・ぁっ・・・」
「っ・・・そら、たっぷり飲め!!」
「ひっ!・・・ぁっぁぁぁぁあああっ!!!」



誰もが感じてしまう箇所を突かれ、明斗が主人のモノを締め付ける。
それと同時に主人が息を詰め、明斗のモノに強く刺激を与え、
奥に熱を放つ。




あまりに強すぎる刺激に耐えることが出来ず、明斗は主人の手の中で達した。



「はっ・・・ぁ・・・っ・・・」



生理的な涙で塗れた頬に、悔しさで滲み出た涙が伝う。
唇を強く噛み締め、そこから赤の線が道筋を作った。
その様子を見た主人は嬉しそうに歪んだ笑みを浮かべ、
明斗の中から己のモノを抜き取り、切れた明斗の唇に口付けようと近づいた。



「っ!何をするっ!」
「うぁっ。」



しかし、明斗はそれを許さずに主人の唇に牙を向けた。
降りてきた唇に噛み付き、憎しみの篭った目で主人を睨み付けた。
怒りを覚えた主人は明斗の髪を鷲掴み、目線を合わせた。



「今日はここで止めてやる。明日舞えなくなってしまっては困るからな。」
「・・・・・・」
「その抵抗がいつまで続くか見ものだな。」



言い終えると拳の力を抜き、明斗の腕を解放してやった。
明斗はグッと拳に力を篭め、自分の服を掴み、主人の部屋を後にした。
主人の部屋の前には使用人が控えていて、裸を見られてしまったが、
そんなことどうでも良かった。ただこの場から逃げ出したくて、
自室へと走った。




身体は支配されようとも、心だけは決して屈しない。
折れてしまっては、舞うことが出来なくなってしまいそうだったから・・・





後書き

うわーエロって難しい。そして文章まとまってない(いつものことだ。
てかエロになってないと思うのは私だけなのでしょうか???
あぁ黎舞君可哀想に!!次は統一郎との出会いです(やっと!?
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