貴方を失って一度目の
ねぇ、統一郎、
貴方を失ってから一度目の春がやってきました。
この世界はまるで
貴方なんて最初から存在しなかったかのように回り続けている。
グルグル グルグル と
ただ一人前に進むことを止めた僕だけを残して。
世界は無情にも僕を待ってくれるなんてことしなくて・・・
ただただ寂しさだけが時間と共に僕に降りかかる。
貴方を失ってから刻一刻と忘れ去られ逝くヌクモリ
僕は一体何時まで貴方の手のヌクモリを覚えていることが出来るのでしょう?
統一郎?
貴方の居ない世界はあまりにつまらなさ過ぎます。
生きているって実感さえも忘れてしまいそうです。
統一郎、僕は何時貴方の元へ向かうことが出来るのでしょう?
ねぇ、誰かこの応えを返してください。
哀れに散り逝く桜の花びら・・・
ひらりひらり・・・
僕の時間も終わっていく・・・
統一郎・・・ねぇ統一郎・・・
貴方の居ない春なんて・・・
僕にとっては・・・
何の意味もない・・・
あぁ・・・今もこの世界は回っている。
僕だけを残して・・・
ぐるり・・・